波濤
こんな時期だけど、
海辺に無性に立ちたくなった。
久しぶりの海は折からの風雨で荒れていた。
大丈夫だと思っていても、
沖の波の高さに恐怖する。
圧倒的な雄大さに、
畏怖の念を抱く。
だが、そんな思いも2〜3回
打ち寄せられた波の飛沫を頭から被ると
様々な雑念は流れだし“無”となる自分を知覚するのみ。
生憎、無となったところで魚からの反応も無であったが。
昔から豊かな恵みを与えてくれた海。
ああ、そうか。
畏怖するだけではなく、
敬うことを改めて思い出すためだったんだ。
僕は釣りをやめられない。
好きな釣りをずっと続けるために、
ゴミを出さない。
ゴミを拾う。
必要以上に魚を持ち帰らない。
当たり前の事だけど、
自然の恵みに感謝して、
遊ばしてもらってることを忘れないようにしよう。
魚は釣れなかったけど、
とってもリフレッシュできた1日でした。
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