波濤

ひでっち

2011年04月09日 22:07

こんな時期だけど、

海辺に無性に立ちたくなった。

久しぶりの海は折からの風雨で荒れていた。






大丈夫だと思っていても、

沖の波の高さに恐怖する。

圧倒的な雄大さに、

畏怖の念を抱く。


だが、そんな思いも2〜3回

打ち寄せられた波の飛沫を頭から被ると

様々な雑念は流れだし“無”となる自分を知覚するのみ。


生憎、無となったところで魚からの反応も無であったが。


昔から豊かな恵みを与えてくれた海。


ああ、そうか。

畏怖するだけではなく、

敬うことを改めて思い出すためだったんだ。


僕は釣りをやめられない。

好きな釣りをずっと続けるために、

ゴミを出さない。

ゴミを拾う。

必要以上に魚を持ち帰らない。

当たり前の事だけど、

自然の恵みに感謝して、

遊ばしてもらってることを忘れないようにしよう。

魚は釣れなかったけど、

とってもリフレッシュできた1日でした。


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