シャケ!!!(木戸川鮭有効調査午前編)

ひでっち

2010年11月11日 11:11

さて、実釣編スタートです。

【電子音】
一斉に鳴りだした目覚ましの電子音で目が覚めました。

遂にそのが来てしまった。

興奮でうまく喉を通らないが朝食をとり、
身支度を済ませます。

木戸川につくと朝の冷気が心地よい。


いよいよスタートだ。

【RUN】
今年は場所取り禁止という事で、
ミーティング終了の合図と共に
皆が一斉に走り出す!!

先頭に番長さん、そして新米親父と続く。

荷物を置いて場所をとったつもりだったが、
タックル準備が出来ていなかった新米親父は入川できず、
その隙に荷物前の場所は餌師に入られてしまった。

ま、致し方なし・・・

【混雑】
昨日は金曜日で調査員も少なかったが、
今日は土曜日で調査員の数も多く
こんな感じ↓でした。

写真提供・AKI姫様

隣との間隔はそんなに取れない状況。

新米親父は番長さんに聞いていましたが、
こうなると釣った鮭をできるだけ走らせないで、
止めるためのタックルを組む必要があります。

前日も伸されてしまい、ロッドをおこす(立てる)事が出来ずに
苦戦している釣り人を見ていました。

平日や人が少なく場所を広く取る事が出来るのであれば
思いっきり走らせて楽しみたいところですが、
釣りたいという釣り人の数が多いのでこれは仕方のないことです。

簡単に鮭の走りを止めれそうにないように見えた
竹竿タックルを使用していたインストラクターが
隣が釣れたら竿を上げて取り込みを手伝う・・・
云々と言っていました。
もちろん隣の人の邪魔はしてはいけないが、
この釣り人の数からして、
まずは魚を止める事の出来るタックルを勧めるのが先ではないか?
と思ったのだがどうでしょう?


最終的には、その釣り人の自由ですし、ルール内の好きなタックルで
挑めばいいとは思いますが、この点はちょっと考えてほしいと思います。

後、重いルアーを使用している場合、
ファイト時にフックが外れてしまうと
ルアーが飛んでくるので注意が必要らしい。
今年もすでに事故があったみたいですから。

ちょっと柄にもなく書いてしまいましたが、
(※反省。読み流してくださいね)
新米親父はブランジーノ96MLB+メタMg7にPE2号(30lb)
そして、フロロ25lbリーダーを組んで挑みます。
ドラグをガチガチにしめて・・・後にアダとなる。。。

【経験の差?】
また、1番に釣ってやりますよ!
こう言っていたSATOさん

AKI姫様の前で、
ホントに1番に釣ってしまうんだもの。
カッコいいやら、感じ悪いやら。


新米親父の持論。
釣りが本当に上手い人は
彼女・嫁さんが素晴らしくステキである。

が、実証された瞬間でした。

さらに、噂で超ステキな彼女持ちuedaさん
2抜け。

さらにさらに、僕たちに場所を譲ってくれ、
残りの道具まで準備していただいていた(感謝)
鮭番長さんが3抜け。

昨日初めてお会いした番長さんの奥様もそれはもう素敵でした
近くの三春はあの伊達政宗の奥方“愛姫”が生まれたところだし・・・。
そりゃあもうって感じです。
愛姫(めごひめ)、家庭をよく治め、慈愛深く聡明な奥方で、
あいくるしい姫の愛称どおりの女性と伝えられています・・・


【やらかし】
実は新米親父も掛けたんです。

でもやらかしました。
横に走られないようドラグをガチガチにしめたのは
良かったのですが、
岸際まで引きずってきても上流へ、下流へと走る鮭!!

ホームリバーのバスとはスタミナがちゃいますわ~

uedaさんがネットですくおうとしてくれた時に
まだ走るか~~ってな感じの猛ダッシュ!!

びろ~~~んとルアーが戻ってきましたよ。

ルアーを良く見ると


フックが伸ばされてました。
すくいにきてもらったのにuedaさん、ごめんね^^;

【焦燥】
鮭のファイトは味わった、
ドラグも緩めた。
後はもう一度釣るだけ。

なのだが・・・

実は最後まで新米親父はアタリが解らなかった・・・

アタリは小さいですよ。
と、教えてもらっていたのです。
先程の魚も
「モゾッ」
とした感じのみ。

ルアーの流し方が悪いのか、
レンジが悪いのか、
単に腕が悪いのか(笑)


お得意の迷走が始まり口の中がカラカラに乾いてくる。

い、いかんもっと楽しんで釣りをしなきゃ~
と思うものの釣れていないプレッシャーは
どんどん重くなってくる・・・

同じくアタリはあるが釣れていなかった
じゅんさんと“ヤバイな~”などと話をしていると・・・
(じゅんさんは新米親父と違い
ちゃくちゃくと詰めていかれてましたが)

【移動】
最上流に行っていたuedaさんが
上のほうがいいよと呼んでくれました。

いそいそと移動する新米親父。

なんでも2バイトあったが、
流れに乗られて取る事は出来なかったらしい。

3投目ぐらいだっただろうか?

「モソッ」

キター

こちらの方が瀬になっている分、引きが強く感じる。
が、ドラグが奇跡的にいいセッティングと
(伸される2歩手前ぐらいでズルズル出る感じ)
なっており、フックが伸びる心配はない。

ファイトしていると、じゅんさんにもヒット!!

ダブルヒットや!!

この瞬間を味わうために遠征してきたのだ!
この日までの過程を思い出しながら、
数十秒の至福のときを堪能し、

ついに獲った!!



写真・AKI姫様に撮っていただきました。
後ろではじゅんさんがファイト中。


グローブがねとねと・・・

まさか撮られているとは(汗)
落としちゃいかんですね。。
写真提供・AKI姫様

【プロミスなルアー】
は、ファットサムだけど。


鮭をサミング70SPで釣りたかったのだ、新米親父は。

サミングに交換して投入。

すぐに反応があった。

恐るべしサミング。



2匹目なのでこんな写真を撮る余裕も・・・
でもあんまいい絵じゃないな・・・

あ、左巻きですよ、左巻き(笑)
鮭でも巻けなかったりしませんでしたよ~。
この記事参照。しつこい?!


サミング70SPピンクバックタイガー


ここではリップが・・・ナイ?!

そう、写真を撮っている時にリップがとれてしまい
リップレスサミングになってしまった。

魚種を問わず魚を連れてくるサムルアーズ。

新米親父の思いが強すぎたのか、
見事立派な雄鮭を連れてきてくれてリップ破損。
忘れられないメモリアルルアーとなってくれました。

【無敵】
そんな新米親父を尻目に


1匹釣ってサムバイバーと化したじゅんさんは無敵?!
ナチュラルカラーのサミングチャンク
サムバイブでバシバシ釣り上げていきます。

そして、じゅんさんも新米親父が想像するに
奥様がとてもステキです


今回4/4の確率ですので持論は間違いないでしょう(笑)

【冷却、そして】
その後、キンクしているPEを解こうとしていたら、
余計にPEが絡みまくり20分ほど苦闘しておりました。

でも、その間にいろいろと考えることができました。

流し方の事。
レンジの事。

餌釣り(のべ竿)が有利な事。
それでも、流し方、レンジによって
釣果に差が出ている事。

ついでフライが有利だけど、
この混雑では釣りにくい事。

ルアーは重いスプーンを使うと
魚との接点が一番短くなる事。

そんな事を考えているとお昼の時間となったのでした。

午後編に続く。








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