2010年07月26日
腱鞘炎オペ当日
命に関わる病気ではないのですが、
生活をする上で不便な病気“腱鞘炎”。
当人は不便極まりないのですが、他人から見ると微妙な感じの病気です。
そして、釣り人としては“利き腕”の病気は致命的ですよね。
そんな腱鞘炎=ドケルバン病のオペを本日してまいりましたので、
レポートしたいと思います。
もともとは、赤ちゃんを産んだお母さんや、女性に多い病気。
実際にうちの嫁も長男を産んだ後になりました。(自然治癒しましたが)
筋力の弱い方がなりやすいとのことですが、
最近筋力の衰えを感じていた新米親父。
この病気にかかる下地充分と言ったところでしょうか?
発病からしばらくは、モーラスシップ(病院で処方されるシップです)や
ぎっくり腰やテニス肘を治してもらった“鍼灸院”へ。
どうやら、“肩、腕、肘にも疲れが出ていて、
一番弱い手首に出たようだ”とのこと。
3回通いましたが、施術後は楽にはなるものの、
先生の鍼灸では難しいなぁ、のせりふと、
今度は指にシビレが出てきたので通院をやめました。
かといって、近所の整形外科に行っても、
低周波治療やシップによる保存療法で毎日通うのはなぁ・・・
ってことでネットで調べましたよ。
安静が一番と言う事だが、安静にしていれば治るのか?
って言っても症状によって安静期間がまちまちです。
まして、仕事を1ヶ月も休めるわけもなく、
休めたとしても、“右手”を使わずに居れるわけもなく・・・
より積極的な治療を検討しました。
最終は手術を視野に入れて、手の外科専門医に見てもらうことに。
ネットで調べた、その大学病院は“紹介状”がなければ初診時に
別途、選定療養費が掛かりますが、紹介状をもらう手間を
考えれば安いかな?
診察では、親指の腱が通常2本のところ、副腱と呼ばれる腱がもう1本あり、
腱鞘(腱の滑りをよくするパイプ状のバンド)も余分にあるため、
干渉しやすく、発症すると固く固着してしまう事が多く、
最終的に治そうと思えば“手術”がお奨めということでした。
まずは、様々な噂のある“ステロイド注射”をしてもらうことに。
リンデロン(ステロイドの1種、強い方であるが、最強のステロイドではない)と
麻酔薬を混ぜた薬液を痛い、腱鞘炎の箇所にブスッと注射。
この注射も打つ場所を少しでもずれると効果がないとか。
注射後は痺れを伴う痛みはなくなりましたが、
腫れた腱が腱鞘に引っかかった時の“パキッ”と感と
その際の痛みは際立つようになりました。
このステロイド注射、症状の進行を遅くする効果はあるので
このときに安静にしてると治る事もあるらしい・・・
新米親父は普通に使っていたのでひどくなることはあっても
一定の症状以上に良くなることはありませんでした。
そして、いよいよ手術となったわけですが、
手術台にのるのが始めての新米親父は
超ビビリまくり(笑)
上半身を手術着に着替えて仰向けに寝ます。
脚に血中酸素濃度を測る機械、胸に心音計、
左手には血圧計&抗菌剤の点滴されます。
右手は脇に血液を止める、バンドを巻いて、
その先を全て消毒液で消毒されます。
そして、腕の血液を指先から縛って抜いて・・・
血液止めのバンドが空気で膨らみます。
これが、正座している時の足がしびれた状態で痛いの何の。
でも、1発目の局所麻酔のほうが痛かったですが・・・
で”じゃ、始めます”の先生の声で、
サクサク
ジョリジョリ
と、肉を断ち切る音が・・・
コレばっかりは痛みがないとはいえ、いい気分じゃありませんな~
新米看護士を指導しながらの手術。
スミマセン
スミマセン
スミマセン
・・・・
10回以上は聞いたでしょうか?
謝るのは先生じゃなく、患者の親父にだろうが~
簡単な手術と聞いていても、そんな何回もスミマセンって聞いたら
こっちが不安だろうが!!
恐怖感を押さえ込んでいたため思わず、
先生の問いかけに大声で応えてしまう“小心”な新米親父。
“みっけ~”と言うなんともお茶目な先生の
発言で患部が特定出来た模様。
器具で引っ張られるのを感じながら、患部をジョリジョリとw
手首の腱鞘は骨の上にあるのですが、そこが固く固着してしまっているようで、
綺麗に削除していただきました。
ただし、その腱鞘の上には神経が通っているので、一過性のしびれが出るとのことでした。
自分の肉を切られる感覚に精神力の限界を感じたころ、漸く縫合。
結局何針縫われたか聞けずじまい。
次回の消毒時に聞いてみよう。
とりあえず本日から痛くても指動かしてね
と言う先生の指導の下、
ぼちぼち動かしていますが、
今のところ、痛み止めのロキソニンのおかげでそこまでの痛みもなく、
手術前の腱が腱鞘に引っかかる事もなく、
現段階では手術してよかったな。
と言った感じです。
竿を触れるのはいつの事やら~
と言う事で今回は釣りとあまり関係のない、
病気についての記事でした。
生活をする上で不便な病気“腱鞘炎”。
当人は不便極まりないのですが、他人から見ると微妙な感じの病気です。
そして、釣り人としては“利き腕”の病気は致命的ですよね。
そんな腱鞘炎=ドケルバン病のオペを本日してまいりましたので、
レポートしたいと思います。
もともとは、赤ちゃんを産んだお母さんや、女性に多い病気。
実際にうちの嫁も長男を産んだ後になりました。(自然治癒しましたが)
筋力の弱い方がなりやすいとのことですが、
最近筋力の衰えを感じていた新米親父。
この病気にかかる下地充分と言ったところでしょうか?
発病からしばらくは、モーラスシップ(病院で処方されるシップです)や
ぎっくり腰やテニス肘を治してもらった“鍼灸院”へ。
どうやら、“肩、腕、肘にも疲れが出ていて、
一番弱い手首に出たようだ”とのこと。
3回通いましたが、施術後は楽にはなるものの、
先生の鍼灸では難しいなぁ、のせりふと、
今度は指にシビレが出てきたので通院をやめました。
かといって、近所の整形外科に行っても、
低周波治療やシップによる保存療法で毎日通うのはなぁ・・・
ってことでネットで調べましたよ。
安静が一番と言う事だが、安静にしていれば治るのか?
って言っても症状によって安静期間がまちまちです。
まして、仕事を1ヶ月も休めるわけもなく、
休めたとしても、“右手”を使わずに居れるわけもなく・・・
より積極的な治療を検討しました。
最終は手術を視野に入れて、手の外科専門医に見てもらうことに。
ネットで調べた、その大学病院は“紹介状”がなければ初診時に
別途、選定療養費が掛かりますが、紹介状をもらう手間を
考えれば安いかな?
診察では、親指の腱が通常2本のところ、副腱と呼ばれる腱がもう1本あり、
腱鞘(腱の滑りをよくするパイプ状のバンド)も余分にあるため、
干渉しやすく、発症すると固く固着してしまう事が多く、
最終的に治そうと思えば“手術”がお奨めということでした。
まずは、様々な噂のある“ステロイド注射”をしてもらうことに。
リンデロン(ステロイドの1種、強い方であるが、最強のステロイドではない)と
麻酔薬を混ぜた薬液を痛い、腱鞘炎の箇所にブスッと注射。
この注射も打つ場所を少しでもずれると効果がないとか。
注射後は痺れを伴う痛みはなくなりましたが、
腫れた腱が腱鞘に引っかかった時の“パキッ”と感と
その際の痛みは際立つようになりました。
このステロイド注射、症状の進行を遅くする効果はあるので
このときに安静にしてると治る事もあるらしい・・・
新米親父は普通に使っていたのでひどくなることはあっても
一定の症状以上に良くなることはありませんでした。
そして、いよいよ手術となったわけですが、
手術台にのるのが始めての新米親父は
超ビビリまくり(笑)
上半身を手術着に着替えて仰向けに寝ます。
脚に血中酸素濃度を測る機械、胸に心音計、
左手には血圧計&抗菌剤の点滴されます。
右手は脇に血液を止める、バンドを巻いて、
その先を全て消毒液で消毒されます。
そして、腕の血液を指先から縛って抜いて・・・
血液止めのバンドが空気で膨らみます。
これが、正座している時の足がしびれた状態で痛いの何の。
でも、1発目の局所麻酔のほうが痛かったですが・・・
で”じゃ、始めます”の先生の声で、
サクサク
ジョリジョリ
と、肉を断ち切る音が・・・
コレばっかりは痛みがないとはいえ、いい気分じゃありませんな~
新米看護士を指導しながらの手術。
スミマセン
スミマセン
スミマセン
・・・・
10回以上は聞いたでしょうか?
謝るのは先生じゃなく、患者の親父にだろうが~
簡単な手術と聞いていても、そんな何回もスミマセンって聞いたら
こっちが不安だろうが!!
恐怖感を押さえ込んでいたため思わず、
先生の問いかけに大声で応えてしまう“小心”な新米親父。
“みっけ~”と言うなんともお茶目な先生の
発言で患部が特定出来た模様。
器具で引っ張られるのを感じながら、患部をジョリジョリとw
手首の腱鞘は骨の上にあるのですが、そこが固く固着してしまっているようで、
綺麗に削除していただきました。
ただし、その腱鞘の上には神経が通っているので、一過性のしびれが出るとのことでした。
自分の肉を切られる感覚に精神力の限界を感じたころ、漸く縫合。
結局何針縫われたか聞けずじまい。
次回の消毒時に聞いてみよう。
とりあえず本日から痛くても指動かしてね
と言う先生の指導の下、
ぼちぼち動かしていますが、
今のところ、痛み止めのロキソニンのおかげでそこまでの痛みもなく、
手術前の腱が腱鞘に引っかかる事もなく、
現段階では手術してよかったな。
と言った感じです。
竿を触れるのはいつの事やら~
と言う事で今回は釣りとあまり関係のない、
病気についての記事でした。
Posted by ひでっち at 19:10│Comments(0)
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