新米親父の背中

続きです。


それでもネットで情報収集は続けていました。
実は今回はツララを手本にしたため、グリップ部で脱着できる
２ピースロッドにする予定でした。
その際ブランクをカットした時のグリップとの脱着はどうすれば
いいのかネットで調べていたのです。

フェルールをどうするか・・・

そのうちあるサイトに出会いました。
そこもブランクを販売しているところでした。
しかも安い！
眠らせる事になったブランク１本分で２本は買えそうです。
ただ、個人でされているのと、ブランクを触れないので
少し悩みました。
スペックのみで注文して、また失敗しないか・・・

そこでいろいろと調べて、どうせダメでもともと。
このままでは、またロッドメイクはあきらめることになる。
最後に試してもいいじゃないか。

そう思いながらも、やっぱりしばらくは悩みました。

ちなみに眠らせたブランクはフェルールまでは取り付けたものの
ガイドをつけることもせずにそのままになっています。
たまたま選んだブランクは僕が気に入らなかっただけで
ブランク自体は素晴らしいのかもしれません。

そして物は試しと、漸く１本のブランクを選び注文します。

届いて、手に取った瞬間。

これだ！

大袈裟でなく霊感がおりてきました。

このロッドで魚を釣りたい。

初めてそう思えるブランクに出会えたのです。